退院当初、褥瘡予防のために自動体位変換エアーマットレスを借りていました。空気を調節して右向き→仰向け→左向き→仰向け→右向きと、2時間ごとに自動で体位変換してくれます。

3週間程経った頃、母はベットの柵を持って上体をひねることが出来る様になっていました。

ある日、ベットの柵を持って左向きになろうとしている時、母を右向きに体位変換しようとエアーマットが膨らみ始めました。

「あ、あ~」の声に振り向くとマットレスと格闘し手をバタバタしていました。

マットレスが膨らんで体位変換していることを説明しますが、

「ほぉ~、おかしななぁ~。」

ちょっと、理解出来ないようです。

「こんなんいらんなぁ~。」

こんなんいらんなぁ~と言われても褥瘡出来たら困るし・・・

今までマットレスに身を任せていたのに・・・

初めての抵抗でした。

抵抗するということは頭もしっかりしてきたのかな。

入院中はエアーマットなど使用せず、オムツ交換の時に体位変換していたので同じようにすればいいんだと思いエアーマットレスを交換することにしました。

ケアマネさんに相談し体圧分散型マットレスに交換してもらいました。

 

ベッド



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