最近、ニュースや新聞で働き方改革~

とか

残業削減~

プレミアム金曜日~

とか言われていて、意識の変革が叫ばれています。

プレミアム金曜日はあまり浸透していないようですけど・・・・。

 

残業削減しろ~って簡単に言いますが、実際のところ

「成果を出して、売り上げ上げて、目標必達で、残業削減しろ~」

なんて言われてもでけへんって。正直な話 トホホ~。

 

よく、IT(パソコン)とか、AI(人工知能)とかを活用して、これから働き方を改革して、残業も削減して・・・・などと言われておりますが、一つ疑問に思ったのです。

AIは別として

もう、10年、20年も前からパソコンが導入されて

コスト削減、コスト削減、時間短縮、時間短縮、業務が改善された、業務が改善された・・・・と、まるで呪文のようにシステム業者は言ってきました。

 

今頃になって気づいたのですが、はて?

何で20年も前から、(もっと昔から)業務を効率化するために、ITを導入してきているのに、世の中の多くの人は過重労働だとか、長時間残業とかで苦しんでいるのだろうか?

と疑問に思ったのです。

 

そして、それを自分にも当てはめてみたときに気が付きました。

例えば、従来手作業でやっていた1つの仕事が8時間分あったとします。

パソコンを使ってシステムを開発して、時間が短縮されたので、

1時間で出来たとします。

 

わーい。

1時間で作業が終わったので、ラッキー

残りの約7時間は、早く仕事が終わったので、早く帰れるね。(めでたしめでたし)

 

・・・・と思っていると、上司から

ちょっと・・・・時間余ってるよね。んじゃぁ次、この作業もやっといてぇ。と新たな仕事が来るわけです。

 

んでんで、またまた、頑張って、システム作ったりして、効率化して

2つの仕事をこなしながらも、6時間で出来たとします。

 

すると、またまた上司から

時間が余ってるからと言って、また新たな仕事が振られてきます。

 

おいおい。ちょっとまてぇーい。

3つの仕事をしながら、改善しようとしても、限界です。

3つも仕事を同時にやっていたら、12時間かかるやん(ってことは4時間の残業です)

 

すると、今度は、おいおい、残業、何でしてるんや!

早よ帰れ!!・・・・

っとなるんですねぇ。

 

従来は1個で終わっていた作業が、パソコンを使って効率化していって、減らしているにも関わらず、残業は減らないのです。

 

矛盾していないですか?パソコンって・・・・ITって

効率化されたら、末路はどうなるか知っていますか?

経営者から見れば、人員削減で、利益アップです。

 

人員削減=削減された人の仕事が他の人に回されてくる。

=また、残業しないと終わらない

=また業者から提案されるシステム改善策を受け入れて何とか対応

 

・・・・・・・。

こんな感じです。

おかしくないですか?

業務を効率化するためにIT(パソコン)を導入するのは良いと思いますが、結局経営者の視点から見れば、不要な人材はコストとしてカットされていくのです。

パソコンは増えて、人だけが減って行きます。

(システムに携わっている自分が言うのも何なんですが・・・・)

IT業界の人から言えば、新たなイノベーションが起こって、新たな雇用が生まれる・・・・などと言い方があります。

確かに、それは良いことだと思います。

 

これって、なんだか怖い気がします。

人が要らなくなった分、人件費は削減できますが、それと同等位にシステム費用が継続的に発生していきます。

 

大企業は、グローバルに展開して、コストを下げ、どんどん大きくなると思いますが、

効率化だけを求めるそれ以外の中小企業は、ますます人が不要になって、やせ細っていくような気がします。(気のせいかな?)

 

いっそのこと、コンピューターシステムを使った

業務の改善を辞める・・・と言うアイデアは如何でしょうか?

 

おそらく、今既に、使われているパソコンで

文書作成や、簡単なExcel等やアプリを使っており、人員を適切に配置している方が一番効率的では無いでしょうか?

 

どちらかと言うと、システムで全てが上手くいって、改善できるわけではありません。業務のフロー手順自体を改善していけば、システムなんぞは導入せずに費用も掛からず作業は改善できると考えているからです。

トップ・リーダーが部下に納得させて業務を改善させていかなければならないのです。

 

そもそも、なぜ、新しいシステムなんかを導入しないといけないか・・・・。

それは、業務フローを根本から変えさせる

何かを持ってこないと、社内の業務に慣れた人たちから大反発があるからでしょう。新しいシステム=新しい業務フローに変えるだけの手助けをするにすぎません。

 

システム会社としては、当然業務改善、コスト削減に繋がる提案してきますが、それで人員を減らしてしまっては、一体誰のための業務改善?なのでしょうねぇ~。

長時間残業、サービス残業が無くなることを願います。

今日はちょっと無謀なアイデアを考えておりました。

 

 

 

 



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